子育ては1人じゃできない3
毎日子育てと向き合っている人への理解。そういう視点を持つようになって、それまで「生徒のために」と思っていた自分の視野の狭さや考えの浅さが浮き出て見えるようになりました。
面談などを思い返してみると、押し付けとまでは言いませんが、「お子さんを見ていて僕はこう思います!」という視点に偏り過ぎてたんだと思います。だからだと思うのですが、お母さん、分かってくれたかな~?って、面談の成果に不安を感じるときがありました。
じゃぁ、聞き役に徹すれば上手くいくはずだ!って、そんな無機質というか、表面的な判断!?
そういうのも違うんじゃないかと・・・って、この記事を書いた当時は思っていたんですけど、「まずは相手の話に耳を傾ける」ところから全てが始まるんじゃないかと思っています。
毎日一人何役もこなしているお母さん。そんなお母さんが生活から感じ取るもの、それは子どもにとってはもちろん、僕ら塾側にとっても、見落としていたことの気付き、問題を解決していくきっかけ、成長していくためのエッセンス、そういうものがその中にあると、僕は思っています。
僕の見解はもちろん、いつもしっかりと持っているのですが、お母さんの話を聞きたい、自然にそう思うようになったんです。僕が生徒に対して持っている見解は、その時点では、決して解決策ではないってことなんですよね。たとえ、お母さん・生徒と話し合った結果が同じになったとしても。
お母さん方も自然に面談だけでなく、送り迎えのちょっとした時間や、欠席連絡のお電話の際であるとか、いろんなことを話してくれるようになりました。
ご家庭と塾との間が、より温かいものになった、そんな感じでしょうか。より温かいものになったから、それまでは恐縮し過ぎて、「無理かなぁ」と思っていたことも、提案してみると、親御さんは快諾してくださったりと、それまで不可能であったことが可能になっていきました。
つづく・・・。

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