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子育ては1人じゃできない1

2月11日
読了時間: 2分

受験シーズン真っ只中。塾講師としては、27回目の受験シーズン。回を重ねるにつれて、段々と僕の中で育った気持ち。つばさ塾のあるこの地域の教育に貢献したい。

 

まだ経験が浅かった頃は、塾に来る子どもの成績を上げて、それを喜ぶ子どもの顔、そういう我が子の姿を見て喜ぶ親御さんの顔、その顔が見たい、そう思ってました。

 

そんなとき、ある生徒の三者面談でこんなことがありました。その生徒は中学生で、入塾してから3ヶ月ほど経ち、学校の定期テストは、入塾前よりも、150点(5教科500点満点)上がってたんですね。

 絶対、お母さんは喜んでくれる。「先生のお陰です。入塾して良かったです。」なんて、感謝されちゃったりなんかして。

 

そんなことを想像して面談に臨んだわけです。ところが、お母さんは、ちっとも嬉しそうじゃないんです。

 

お子さん、本当によく頑張りましたよね。素晴らしいと思います。

 

はぁ・・・ でもねぇ・・・

 

ため息混じりでおっしゃったんです。

 

(え? 何で?150点も上がったのに、嬉しくないの?子どもを認めて褒めてあげないの?) 

その頃の僕は、訳が分かりませんでした。

 

また、これとは別に、僕から見れば、明らかに努力が足らず、成績の下がった生徒の面談がありました。

 

あのな、何もしないで成績は上がらないよ・・・

 

何とかその生徒にやる気になってもらおうといろいろ話すのですが、

 

そうなんですけど、この子はね・・・

 

って、お母さんが僕の話す内容に乗り気でないと言いますか・・・

今思うと、このお母さんの言葉の続きは、そこじゃないのよ、先生・・・ だったんじゃないかと。

こういう面談もあったんです。

 

どちらも、僕とお母さんとの間に何かギャップがあり、かみ合わない、そういう状態だったんだと思います。なぜ・・・

 

当時の僕は、子どもの成績を上げさえすれば・・・と、僕から見た子ども、そういう視点に偏っていたんです。お母さんから見た子ども、そういう視点が無かった。子どもにとっての塾という視点はあっても、お母さんにとっての塾という視点は全くありませんでした。

 

もちろん、目の前の子どもをなんとかしたい、塾講師に必要不可欠な純粋な気持ちからだったのですが、「目の前」だけでなく、お母さんも含む子どもを取り巻く視点、多角的に子どもを見なければいけなかったんです。


つづく・・・。

 
 
 

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