副教材

上の写真はある中学校の副教材(学校ワーク)で、宿題提出したり、テスト範囲として利用されるものです。左が本編、右が学習ノート(問題演習用)。
僕が塾講師になった27年前は本編しかなく、一度書き込み、赤ペンで〇つけをすると、1回の演習しかできないので、以下の2つの方法で塾生にテスト勉強指導をしていました。
①ノートに答えを書いて何度も演習し、最後の1回を書き込み&〇つけをして提出。
②オレンジペンで正答を書き込み、赤下敷きで答えを隠して何度も演習。
②に関しては、「オレンジペンで書きこんだものは宿題提出としては認めない」という教員もおられたので、その場合は、ノートと一緒に提出するよう指導しました。それでも認めてもらえない場合は①。
それが今は演習用の「学習ノート」なるものがあるので、どちらかを〇つけして提出、どちらかをオレンジペンで書き込み、赤下敷きで隠し、ノートに解答すれば、何度も訓練することもできるようになりました。
「良かった、良かった」と喜んでいたら、「本編も学習ノートも、両方を〇つけして提出しなさい。」
という教員が現れ、愕然、、、それじゃぁ、2回しか勉強できないじゃん!
塾講師を27年やっていて、一度問題演習をすれば思い通りの成績がとれる子は2人しかいませんでした。2人はいわゆる天才と呼ばれる中学生で5教科500点満点で、いつも480点以上をとっていました。
彼ら以外の中学生はどうなるんでしょうね。2度やっても間違ってしまう問題もありますよね。せっかく「学習ノート」というものがあるのに、殆どの中学生は、その価値を利用できず、テスト勉強がしにくくなるのですよ。
副教材が中学生にとってより良いものになったのに、どうしてそれを無にするような指示を出すのか?塾講師としても親としても、非常に残念に思います。

コメント